2004年8月11日連日猛暑が続く中、
その暑さをも仲間にするようなライブ。
『いしざきともき IMU Live2004』が行われた。
IMUでのライブは今回で4回目を迎える。

公演の数を重ねる毎に少しずつではあるが
動員を増やしていく。
カフェでのライブではあるが、
フリーのお客は今のところほぼ見込めない状況。
そして、隔週平日、対バン無しという中で
この成果はたいしたものだと思う。
私ですら毎回行けないのが現状だ

今回のライブから
「Love live Love alive」
というタイトルを掲げる。
この真っすぐで深いこのタイトルを、
観客はどう捉えたのだろうか?
そして彼自身、
どう捉えているのだろうか…。

「街角クラッカー」で幕開けした
今回のライブ。
ギター1本という限られた音の中で
奏でられるサウンドで観客を魅了する。
「右へ往こう」「明日の曲がり角」では、
観客も自然にカラダを揺らす。
バラードで酔いしれた後には、
彼も久々に唄うという「a shining way」
この疾走感溢れる曲で
1stステージが終了。

このIMUでのライブでは
1stステージと2ndステージの間に
約30分の時間がある。
観客たちは、
それぞれの時間を過ごし楽しむ。
会話を楽しむ人、お酒を楽しむ人…
そこには同じ時間を共有したという一体感が会場を包む。
その素晴らしい空間に、
「Love live Love alive」を感じずにはいられない。

2ndステージは
「ココロモヨウ」で始まる。
新曲「パネル」では
切ないオトコの恋ゴコロを唄う。
そして、いしざきともきのライブでは、
お馴染みのカバー曲へと続く。
今回はfragile(every little things)
「顔と声が好き」と言う彼の選曲理由に
会場に笑いがおこる。

ラスト2曲は前回同様で好評だった、
ゲストミュージシャンに
サイドギターとして参加してもらう。

「1+1=2ではなかった」
と、彼も言うように、
そこには
ギター1本とはまた違う良さがある。
「大切な唄」は
新しい生命への唄である。
ちょうど、この日にIMUスタッフの一人に
お子さんが生まれた方がいらしゃって、
その子に捧げますという
いしざきともきの言葉。

そこには何のギミックもない
いしざきともきと観客が
素晴らしい空間を共有した
そんな夜だった。
IMUにいた全ての人が心地よい
夜になったのではないか…

どことなく爽やかな家路に、
熱帯夜を忘れるぐらいだった…。

2004.08.11@IMU
1st
1.街角クラッカー
2.右へ往こう
3.明日の曲がり角
4.a shining way

2nd
1.ココロモヨウ
2.パネル
3.fragile(every little things)
4.if
5.大切な唄

〜encore〜
旅立ち

<文・杉原/写真・SOF>