さっきまで騒いでいたダチも
チューニングするいしざきともきの姿をジーッと見ている。
ここのビールには鎮静効果があるのかと疑ってみたが
どうやらいしざきともきに対する期待が彼等を黙らせたようだ…

今回オンガクタイムのライブレポートを
担当することになったyopeiです。
僕自身としては今回で三度目となるオンガクタイム。
ダチの晴れ舞台を1人で見るのはつまらない。
仲間は多いほうがいいに決まっている。
今回は前回からは大幅アップの大勢の仲間。
こいつらがちゃんと唄を聴いていられるのだろうか?
飲んで暴れやしないだろうか?
酒は飲んでも飲まれず、歌に酔って下さいと祈りたくなる。

いしざきともきのライブの前と間と後はDJGO。
つまり大半の時間はDJGOのピッチングである。
いつも僕のストライクゾーンをズバズバ攻めてくる。
毎度毎度、曲名を知りたくて尋ねにいくのだが
いつも深酒しているため合っているのかなと少々不安になる。
しかし色男と色女には滅法弱い僕、
ならばよしと信じたくなるから色男はずるい。
いかしたDJ、もちろんあなたは名投手。

DJGOの選曲か?いしざきともきの唄への渇望か?
ライブタイム前からビールがどんどん入ってくる、下戸なのに。
ビールのおかわりを注文したところで
演奏スペースの辺りが動き出した。



毎回ライブ前から期待をしているMCの後、
サンデーコークが始まった。
 
レポートを書いていてなんだがぼくは音楽にコンプレックスがある。
ゆえにその音を論じる言葉を持っていない。
ライブについて僕が述べるとすれば……。

DJGOの愛息子、心君の反応。
まもなく2歳の子供にサクラをしてくれと頼んだ所で
その意味がわかるはずもなく、
彼はその時その場にいた誰よりも素直な反応を僕らに見せてくれた。
音を感じて、体を揺らせて、手を叩いて、ニコニコと。
 
天真爛漫な心君とは反対の存在、
つまり僕らは日々の生活の中で成長していつの間にか
心君とは全く異なる存在となっている。
きっと昔は出来たであろう”感じる”が出来ない。
聴くという行為をしようとし過ぎる。
その僕らを黙らせ、感じさせ、笑顔にさせるいしざきともき。
彼の唄にはそれだけの力がある。
世代、環境、状況を超え皆を笑顔にする力が…。
 
そして今回のオンガクタイムからの変化、
いしざきともきが金棒を手にいれたこと。
そう、パーカッションのまりこさんの加入である。
ギターと声とパーカッションの融合に
どこからともなく甘く、そしてきつ過ぎることのない心地よい香り、
僕が好きな香り、そう金木犀の香りのようなものを感じたのだった。



帰り道、ふと思った。
 
昼過ぎに起きてぼーっと時間を過ごす、それも休日の過ごし方。
応援しているダチのなにかを感じへらへらと笑いながら酒を飲む、
それも休日の過ごし方。
どーせ笑うならダチ見て笑うね、僕は。
 
<文・yopei>


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